薬のQ&A

狭心症・心筋梗塞に用いるお薬について

硝酸薬は冠動脈(心臓に酸素や栄養を送る血管)や末梢の静脈を拡げて、心筋の虚血状態を改善します。狭心症・心筋梗塞の治療薬には、硝酸薬、ベータ遮断薬、カルシウム拮抗薬、その他の冠血管拡張薬、抗凝固薬などがありますが、狭心症・心筋梗塞の病型、重症度、年齢、合併症などにより、どの薬を使うか、あるいは併用するかは患者さんそれぞれで違います。

心臓病に用いる薬について以下に示します。

心臓病に用いる薬

病名 主な薬剤
狭心症 硝酸薬 ベータ遮断薬 カルシウム拮抗薬
心筋梗塞 t-PA 抗血小板薬 ベータ遮断薬
心不全 ジギタリス剤 ACEI ARB 利尿剤 硝酸薬
不整脈 抗不整脈薬  ベータ遮断薬 カルシウム拮抗薬
ジギタリス剤

硝酸薬は冠動脈(心臓に酸素や栄養を送る血管)や末梢の静脈を拡げて、心筋の虚血状態を改善します。

硝酸薬の剤型 使用方法

剤型 使用方法・特徴
舌下錠 発作時に舌下で溶解させ、口腔粘膜より吸収させます。
持続性錠剤 内服します。長時間安定した効果を持続できます。
軟膏 皮膚に塗布して、皮膚から吸収させます。
テープ剤 胸・上腕・背部・上腹部に貼付します。
噴霧剤 発作時に口腔内に噴霧します。

更新日:2012年12月06日