複数の診療科にかかっていて、それぞれの処方が適切であっても薬によっては一緒に使うと相互作用が起こる可能性があります。また、以前に副作用を起こした薬剤が再投薬される可能性もあります。これらを未然に防ぐため、患者さんが受ける薬物療法の情報を集約・管理しています。
さらに、血液を原料として製造されている医薬品については、製造番号や使用した患者さん、投与量等を20年間にわたって管理しています。
血液由来の製品は、品質や、安全性に関する様々な対策がなされてはいるものの、未知の感染性因子を含有している可能性が否定できない場合があるなど、感染因子を伝播するおそれが完全には否定できないため、投与された患者さんの安全性をより確保するために実施しています。